演奏の度に学びます ♩11月16日 池場文美先生クラス発表会

一昨日は大学にて月に1度の池場文美先生クラスの発表会が行われました。

前回の開催時ははバッハ作曲 ブラームス編曲のシャンコンヌ、
今回は来月の本番に向けての練習として、左手のためのピアノ作品を集めた約35分間のプログラムを組みました。
この35分間のプログラムの中には、
演奏会出演のために大学の先生方にポーランド連れて行っていただいた2013年以来、3年ぶりのサン=サーンス作曲 左手のための6つの練習曲 作品135 全曲も再演。
演奏すると決めて10日間、全曲を通して演奏できるようになるのかどうか、不安な想いから思い詰めてしまう緊張の日々を過ごしてしまいましたが、この気持ちを得たこともとても大切だったと、今では感じています。


C.サン=サーンス 左手のための6つの練習曲
1.前奏曲2.フーガのように3.無窮動4.ブレー5.悲歌6.ジーグ


練習曲といえども各作品がそれぞれの題名の通りの異なる性格を持っています。バロック音楽を意識した作品でもあるので、作曲の時代は違えども、舞曲、教会音楽、歌曲、他の器楽(民族楽器、チェンバロ)なども各作品から感じとることができます。また、サン=サーンスが晩年に作曲した作品なので、5曲目の悲歌は特に大変美しいです。

それと同時に、やはり練習曲ということから独自の演奏技術の難しさも感じます。指、手首、肘、腕などの身体の動きを作品の演奏の間、繊細に、まるで数ミリの感覚(もっと短いかも)で変化させることの分析力はとても大切だと感じました。
願う音色や音楽と身体を上手に合わせていかなければ演奏途中で疲れ果ててしまったり、表現できなくなってしまいます。

昨日の池場文美先生のレッスンでも教えていただいた、和声や対位法多声部の明確な表現について。
これらの表現はは両手作品でも演奏する上でとても大切なことですが、片手の指5本ので奏でる少ない音数の制約の中でそれらを表現することは、有効な勉強に繋がるかと感じます。
これらの気付きや池場文美先生から教えていただいたことは、発表会で演奏しなければ気付くことができなかったので、大きな収穫です。

これから3週間、集中力を保ち、視野を広く、音楽に愛を込めて線密に練習していきます。

今年からレパートリーの1つ、モシュコフスキー作曲の左手のための12の練習曲 作品92(11番、12番)も発表会で演奏しました。
11番は弦楽四重奏のような、音と音を通して繊細にお喋りすることできる作品、12番は1オクターブの連続で走り続ける、ダイナミックで英雄的な作品です。

是非多くの皆様にこれらの作品を聴いてただきたいです。
👗1年ぶりに着た、黄色のドレス 



今回を機に、サン=サーンスも全曲レパートリーに入れることのできるよう準備してまいります。
♩♩演奏活動のご案内♩♩
2017年 
4月 エヴメリア音楽祭 ~ソロリサイタル・室内楽~(ギリシャ)
4月 @リスト音楽大学(ドイツ・ワイマール)
11月@ベルカントホール(広島県 尾道市)
11月お寺deコンサート @信楽寺 (広島県安浦町)
年末 小学校訪問
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Profil

Yasuyo Segawa

Author:Yasuyo Segawa
左手のためのピアノ作品を演奏しています。
公式ホームページ: http://yasuyo32mini.web.fc2.com/
2012年よりオーストリア・グラーツ芸術大学大学院に留学。
片手作品も両手作品も垣根なく誰もが音楽を楽しむことのできる未来を目指したいと願い、研鑚を積んでいます。 
片手作品に興味を持っていただけましたら嬉しいです。
人との出会い、笑顔をみること、自然が大好きです^^*♪

-profile-
1988年 広島県出身 3才よりピアノを始める 

2005年 演奏時右手指に違和感を感じ、症状が悪化する

2006年 安田女子高等学校を経てエリザベト音楽大学に入学、10月局所性ジストニアと診断されその後左手作品と出会う

2009年 左手のピア二スト智内威雄氏に出会い、左手作品のレッスンを受け始める

2010年 エリザベト音楽大学音楽学部演奏学科を卒業、卒業演奏会、第80回読売新人演奏会など各新人演奏会に出演、
    広島プロミシングコンサート 2010 にて広島交響楽団と吉松隆作曲左手のためのピアノ協奏曲「ケフェウス・ノート」を共演
    広島国際文化財団ヒロシマスカラシップ2010中村音楽奨学金奨学生に選出される

2012年 新進演奏家育成プロジェクトにて広島交響楽団と M.ラヴェル作曲左手のためのピアノ協奏曲を共演
    オーストリア・グラーツ芸術大学大学院に左手作品のみで受験、合格する

2013年 左手のピアニスト4人によるコンサートを地元の広島市・呉市にて企画、開催
     one hand piano music series-1 瀬川泰代「はじまり」の CD を発売する
     ポーランドにて演奏会に出演、スロヴァキアやイタリアの講習会に参加する
     月刊ショパン7月号、留学リレーエッセイにて執筆する
 イタリアで開催されたコンクールにて左手作品を演奏し、1位Assolutoを受賞
     ワンハンド・ピアノフェスタ!~片手でチャレンジ!~を「左手のアーカイブ」プロジェクトのメンバーと企画、東京にて開催
      ヒロシマ平和創造基金ヒロシマスカラシップ2013中村音楽奨学金奨学生に選出される
      府中ライオンズクラブ主催「瀬川泰代ワンハンド・ピアノリサイタル」にて演奏、好評を博す
2年連続アオギリ平和コンサートに出演、被爆ピアノの演奏をおこなう

これまでに平本恵子、濵本恵康、横山幸雄、智内威雄の各氏に師事、また新聞、ラジオ、テレビなど各メディアに取り上げられる

現在、オーストリア・グラーツ芸術大学大学院に在籍し池場文美氏に師事

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