2月・アナリーゼの試験

今日はアナリーゼの試験を受けました。

1人20分の口頭試験

試験の教室に入り、正直に先生に一言【私は問題があります。ドイツ語が上手に話せません。】とお伝えすると、【まぁ、試してみよう!】と笑顔で答えてくださって、試験受けるなと言われるのではないかと内心不安だったので安心して試験を受けることができました。

試験の内容は、
5つの課題作品の中から1作品を選びアナリーゼを行います。
そして、選んだ作品はどのような作品なのか・・先生に説明するという内容です。


課題作品たちは時代別に分かれ、一声部~多声部まで様々な種類の作品が集められていました。
(ベートーヴェン作曲のワルトシュタインも!)

私は現代曲のヴァイオリン作品を選びました。
ピアノ作品ではなくヴァイオリン作品を選んだ理由は選んだ楽譜の音の形や流れが左手作品と似ており、直感で親しみを持ったからです。

アナリーゼの時間は9分間。ピアノの前に座り、思いつくことを楽譜に書き込んでいきます。
形式、調性、テーマ、どう変化していっているか・・など。

そして、先生とのお話が始まりました。
とにかく思いつくことを話しました。
まずは大きく捉えてお話し、そこから細く分類。ここはこういう部分だとドイツ語にもたつきながらもお話しました。
先生からも質問を受け、質問について解らないことは解らないと素直に答えると、ヒントを教えていただきました。それでも解らないこともあり、詳しく教えていただいて新しい発見も。
試験のはずなのにまるでレッスンのよう。たどたどしいドイツ語なのに時間が足りず、(実はもう少しお話したく・・)楽しかったです。

試験結果は、次の人がアナリーゼしている間に教室の前で報告を受けました。
結果を伝えに来てくださった先生は笑っていらしたので、【ドイツ語の出来なさと、理解のなさで不合格なのかな】と感じていると【ドイツ語に問題があるけれども、とてもポジティブだよね!あなたが言っていることはとても良かったよ!】と・・合格をいただきました。

アナリーゼ、今回の試験は日本でのレッスンを思い出しました。
忘れられないレッスン。
とある左手作品のレッスン中に【この作品をどう弾きたいのか、ピアノを弾きながらでもいいから説明する。先生相手ではなく生徒(小さな子ども)や音楽を専門に勉強していない人に説明すると考えて。】という課題をいただきました。フレーズごとキャラクターごとにわかりやすく説明していきます。そして、どうしてそう弾きたいのか理由もわかりやすく説明しなくてはいけません。
その時はレッスン中に説明することができませんでした。
今考えると、頭と心両方で感じることができなかったから答えることができなかった・・、

そんな苦い経験が少しで
も活かされているといいな・・と感じます。


とにもかくにも試験に合格することができて安心しました。口頭試験ということで、不安がっていた私に試してみることも大事だよ~とアドバイスしてくださった先輩方のお蔭です。



楽譜を読む時間をもっと増やし、来ゼメスターはドイツ語での音楽の基礎を学ぶことのできる授業をとりたいです。



大学の春休みが始まりました!


One Hand Piano Music Serise-1  瀬川泰代「はじまり」

http://tower.jp/item/3340988?recommend=7


20129月、東京で収録したCD、OneHandPianoMusicSeries-1瀬川泰代「はじまり」がこの度タワーレコードにて購入できることになりました。左手のピアニストの智内威雄先生、録音エンジニアの君島結さん、美術家・映像監督の藤井光さんの支えの元、収録した左手作品を集めたCDです。

CD.jpg



また、このCD販売方法も私が日本にいないため、広島の友人や母にも助けてもらい実現しました。
まわりの方に感謝の気持ちでいっぱいです。
多くの方に左手作品を気に入っていただけますと嬉しいです。

興味がおありでしたら是非お買い求めください。

http://tower.jp/item/3340988?recommend=7からお申込みできます。


※タイトル【はじまり】の意味・・・
留学直前に収録した意味合いから【はじまり】、
【はじまり】と言うと、口角が上がるので笑顔になる・・
この2つの意味合いから【はじまり】というタイトルにしました。

One Hand Piano Music Serise-1  瀬川泰代「はじまり」
【曲目】
F.ブルーメンフェルト: 練習曲 変イ長調Op.36/
C.サン=サーンス: 左手のための6つの練習曲Op.135(前奏曲/フーガのように/無窮動(終わりない動き)/ブレー/エレジー/ジーグ)/
J.S.バッハ(J.ブラームス編): シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV.1004ニ短調より)/
A.スクリャービン: 前奏曲と夜想曲Op.9/
左手のアーカイブ初級楽譜(有馬圭亮 編曲): かたつむり


【録音】
2012年9月3日、原宿アコスタジオ







スポンサーサイト

管理者にだけ表示を許可する
Profil

Yasuyo Segawa

Author:Yasuyo Segawa
左手のためのピアノ作品を演奏しています。
公式ホームページ: http://yasuyo32mini.web.fc2.com/
2012年よりオーストリア・グラーツ芸術大学大学院に留学。
片手作品も両手作品も垣根なく誰もが音楽を楽しむことのできる未来を目指したいと願い、研鑚を積んでいます。 
片手作品に興味を持っていただけましたら嬉しいです。
人との出会い、笑顔をみること、自然が大好きです^^*♪

-profile-
1988年 広島県出身 3才よりピアノを始める 

2005年 演奏時右手指に違和感を感じ、症状が悪化する

2006年 安田女子高等学校を経てエリザベト音楽大学に入学、10月局所性ジストニアと診断されその後左手作品と出会う

2009年 左手のピア二スト智内威雄氏に出会い、左手作品のレッスンを受け始める

2010年 エリザベト音楽大学音楽学部演奏学科を卒業、卒業演奏会、第80回読売新人演奏会など各新人演奏会に出演、
    広島プロミシングコンサート 2010 にて広島交響楽団と吉松隆作曲左手のためのピアノ協奏曲「ケフェウス・ノート」を共演
    広島国際文化財団ヒロシマスカラシップ2010中村音楽奨学金奨学生に選出される

2012年 新進演奏家育成プロジェクトにて広島交響楽団と M.ラヴェル作曲左手のためのピアノ協奏曲を共演
    オーストリア・グラーツ芸術大学大学院に左手作品のみで受験、合格する

2013年 左手のピアニスト4人によるコンサートを地元の広島市・呉市にて企画、開催
     one hand piano music series-1 瀬川泰代「はじまり」の CD を発売する
     ポーランドにて演奏会に出演、スロヴァキアやイタリアの講習会に参加する
     月刊ショパン7月号、留学リレーエッセイにて執筆する
 イタリアで開催されたコンクールにて左手作品を演奏し、1位Assolutoを受賞
     ワンハンド・ピアノフェスタ!~片手でチャレンジ!~を「左手のアーカイブ」プロジェクトのメンバーと企画、東京にて開催
      ヒロシマ平和創造基金ヒロシマスカラシップ2013中村音楽奨学金奨学生に選出される
      府中ライオンズクラブ主催「瀬川泰代ワンハンド・ピアノリサイタル」にて演奏、好評を博す
2年連続アオギリ平和コンサートに出演、被爆ピアノの演奏をおこなう

これまでに平本恵子、濵本恵康、横山幸雄、智内威雄の各氏に師事、また新聞、ラジオ、テレビなど各メディアに取り上げられる

現在、オーストリア・グラーツ芸術大学大学院に在籍し池場文美氏に師事

Neue Trackbacks

Suche

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。