ヒロシマ平和創造基金奨学生 中村音楽奨学金 10月~1月レポート


ヒロシマ平和創造基金奨学生中村音楽奨学金10月~1月レポートを提出しましたので、ブログに公開いたします。


ヒロシマ平和創造基金奨学生 中村音楽奨学金 10月~1月レポート

 10月は10月末に広島で企画していただいた府中ライオンズクラブ主催の「瀬川泰代ワンハンド・ピアノリサイタル」に向け、日々練習に励みました。留学を開始し丁度1年が経つことから、演奏プログラムはこの1年間に学んだ作品を選曲いたしました。マスネ作曲(智内威雄、田中博幸編曲)タイスの瞑想曲、ブルーメンフェルト作曲練習曲、C.サン=サーンス作曲6つの練習曲より抜粋、スクリャービン作曲前奏曲と夜想曲、バッハ作曲(ブラームス編曲)シャコンヌ、シューベルト作曲(田中博幸編曲)即興曲です。また、このコンサートは1日2公演演奏させていただきましたので体力が心配でしたが、両公演共お客さまはとてもあたたかく演奏会中も演奏会後もお客さまとのコミュニケーションからパワーとエネルギーをいただきました。昨年4月に発売したCDも終演後に発売しし買っていただきました。
勉強する「留学」と今回のような演奏家としてお金をいただく「演奏活動」、演奏会後にCDを買っていただくこと、、社会に出ることや自立について今一度考えるきっかけとなった演奏会でした。左手音楽を皆さまに知っていただいたことがなによりも嬉しかったです。
 11月はウィーンで開催されたピアノパラリンピックを聴きに行きました。ピアノパラリンピックとは、障がいをもつ参加者が競うコンクールです。日本を中心に世界各国から参加者が集まり演奏を行います。参加者の演奏を聴き、音楽の中に存在するものには「障がい」は関係ないということを再認識しました。全員が音楽を専門に勉強しているというわけではないこと、また障がいの重度からもハンデはもちろんあります。しかし、「音楽を奏で、表現する喜び」や「ひたむきさ、夢中さ」を演奏者の奏でる音楽から感じました。また、演奏終了後の審査時間の合間では、参加者同士の写真撮影や参加者の家族がお話したりと交流している様子が伺えました。彼らにとって「ピアノパラリンピック」は大切な居場所だと感じました。 私は将来何ができるだろうか・・・、改めて考えるきっかけとなった体験です。
 12月は新しく語学学校に通い始めました。月曜日から金曜日まで毎朝8時45分から13時まで。火曜日と水曜日は午後も1時間授業に参加します。日本人は誰一人おらず、ディスカッション中の外国人の積極的な発言にとまどいながらも、1月末まで毎日通いました。今年9月までにドイツ語の資格を取得しなければいけないので、頑張ります。
 1月は池場先生門下のクラッセン(発表会)に出演しました。演奏曲目はブラームス編曲(バッハ作曲)のシャコンヌです。音と心を重ねること、楽譜を読むこと、楽器の鳴らし方、身体の使い方・・様々な角度から作品と向き合うことの大切さを感じました。
 今できることを一つ一つ丁寧に向き合い、完全帰国予定である2016年まで様々なことを吸収し、音楽を通して社会貢献できるよう、また様々な人の笑顔を見ることができる活動を行うことを目標に前へ前へと歩みます。


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夏の一時帰国に伴い演奏会出演のご案内をいたします。

2014年8月6日(水)、第13回アオギリ平和コンサート
場所:広島市平和公園アオギリの木周辺
時間:未定

2014年8月9日(金)(仮)サロンコンサート・被爆70周年事業(平成27年が70周年)プレイベント
場所:旧日本銀行広島支店/住所:広島県広島市中区袋町5-21
時間:未定

2014年8月17日(日) おてらdeコンサート(盆会)
場所:信楽寺本堂 /住所:広島県呉市安浦町内海北1-5-5/お問い合わせ:0823-84-2375
時間:13時



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One Hand Piano Music Serise-1  瀬川泰代「はじまり」

http://tower.jp/item/3340988?recommend=7


2012年9月、東京で収録したCD、OneHandPianoMusicSeries-1瀬川泰代「はじまり」がこの度タワーレコードにて購入できることになりました。左手のピアニストの智内威雄先生、録音エンジニアの君島結さん、美術家・映像監督の藤井光さんの支えの元、収録した左手作品を集めたCDです。

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また、このCD販売方法も私が日本にいないため、広島の友人や母にも助けてもらい実現しました。
まわりの方に感謝の気持ちでいっぱいです。
多くの方に左手作品を気に入っていただけますと嬉しいです。

興味がおありでしたら是非お買い求めください。

http://tower.jp/item/3340988?recommend=7からお申込みできます。


※タイトル【はじまり】の意味・・・
留学直前に収録した意味合いから【はじまり】、
【はじまり】と言うと、口角が上がるので笑顔になる・・
この2つの意味合いから【はじまり】というタイトルにしました。

One Hand Piano Music Serise-1  瀬川泰代「はじまり」
【曲目】
F.ブルーメンフェルト: 練習曲 変イ長調Op.36/
C.サン=サーンス: 左手のための6つの練習曲Op.135(前奏曲/フーガのように/無窮動(終わりない動き)/ブレー/エレジー/ジーグ)/
J.S.バッハ(J.ブラームス編): シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番 BWV.1004ニ短調より)/
A.スクリャービン: 前奏曲と夜想曲Op.9/
左手のアーカイブ初級楽譜(有馬圭亮 編曲): かたつむり


【録音】
2012年9月3日、原宿アコスタジオ


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Profil

Yasuyo Segawa

Author:Yasuyo Segawa
左手のためのピアノ作品を演奏しています。
公式ホームページ: http://yasuyo32mini.web.fc2.com/
2012年よりオーストリア・グラーツ芸術大学大学院に留学。
片手作品も両手作品も垣根なく誰もが音楽を楽しむことのできる未来を目指したいと願い、研鑚を積んでいます。 
片手作品に興味を持っていただけましたら嬉しいです。
人との出会い、笑顔をみること、自然が大好きです^^*♪

-profile-
1988年 広島県出身 3才よりピアノを始める 

2005年 演奏時右手指に違和感を感じ、症状が悪化する

2006年 安田女子高等学校を経てエリザベト音楽大学に入学、10月局所性ジストニアと診断されその後左手作品と出会う

2009年 左手のピア二スト智内威雄氏に出会い、左手作品のレッスンを受け始める

2010年 エリザベト音楽大学音楽学部演奏学科を卒業、卒業演奏会、第80回読売新人演奏会など各新人演奏会に出演、
    広島プロミシングコンサート 2010 にて広島交響楽団と吉松隆作曲左手のためのピアノ協奏曲「ケフェウス・ノート」を共演
    広島国際文化財団ヒロシマスカラシップ2010中村音楽奨学金奨学生に選出される

2012年 新進演奏家育成プロジェクトにて広島交響楽団と M.ラヴェル作曲左手のためのピアノ協奏曲を共演
    オーストリア・グラーツ芸術大学大学院に左手作品のみで受験、合格する

2013年 左手のピアニスト4人によるコンサートを地元の広島市・呉市にて企画、開催
     one hand piano music series-1 瀬川泰代「はじまり」の CD を発売する
     ポーランドにて演奏会に出演、スロヴァキアやイタリアの講習会に参加する
     月刊ショパン7月号、留学リレーエッセイにて執筆する
 イタリアで開催されたコンクールにて左手作品を演奏し、1位Assolutoを受賞
     ワンハンド・ピアノフェスタ!~片手でチャレンジ!~を「左手のアーカイブ」プロジェクトのメンバーと企画、東京にて開催
      ヒロシマ平和創造基金ヒロシマスカラシップ2013中村音楽奨学金奨学生に選出される
      府中ライオンズクラブ主催「瀬川泰代ワンハンド・ピアノリサイタル」にて演奏、好評を博す
2年連続アオギリ平和コンサートに出演、被爆ピアノの演奏をおこなう

これまでに平本恵子、濵本恵康、横山幸雄、智内威雄の各氏に師事、また新聞、ラジオ、テレビなど各メディアに取り上げられる

現在、オーストリア・グラーツ芸術大学大学院に在籍し池場文美氏に師事

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